「芸術」のヘゲモニー:見る者・見られる者ー「巨匠」とは誰か?

掲載:2024-03-09  執筆:香川檀

本記事は、『<ひと>から問うジェンダーの世界史』第1巻「身体・セクシュアリティ・暴力」(大阪大学出版会、2024年)の関連記事です。

第4章 身体管理と身体表現 5)身体描写と身体表現
②「芸術」のヘゲモニー:見る者・見られる者ー「巨匠」とは誰か?(香川檀)
(内容)◆「芸術」の特権性 ◆創造性とジェンダー ◆視線の非対称 ◆美術教育とヌードデッサン ◆近代絵画と「男らしさ」 ◆まなざしの逆転

デューラー

デューラー「横たわる裸婦を描く画家」(1525年)
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Een_tekenaar_tekent_een_vrouw,_RP-P-OB-1492.jpg

女性画家

マリ・バシュキルツェフ「女性たちのアトリエ」(1881年)
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bashkirtseff_-_In_the_Studio.jpg

裸婦像

ベラスケス「鏡を見るヴィーナス」
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:RokebyVenus.jpg

参考文献

美学―ジェンダーの視点から 単行本 – 2009/12/1
キャロリン コースマイヤー (著), Carolyn Korsmeyer (原名), 長野 順子 (翻訳), 石田 美紀 (翻訳), 伊藤 政志 (翻訳)
イメージ―視覚とメディア (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2013/1/10
ジョン バージャー (著), John Berger (原名), 伊藤 俊治 (翻訳)
美術とフェミニズム―反駁された女性イメージ (PARCO PICTURE BACKS) 単行本 – 1987/9/1
ノーマ ブルード (著), メアリー・D. ガラード (著), 坂上 桂子 (翻訳)

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