消費のジェンダー化とグローバル化

掲載:2023-09-23 執筆:竹田泉

紡績の機械化

紡績機の改良

アークライト Richard Arkwright (1732-92年)の水力紡績機(1769年発明)
強い綿糸の大量生産を可能にした。
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Spinning_frame01.jpg
ミュール紡績機(1835年)
細くて強い綿糸を作ることができた。1789年にはミュール紡績機に蒸気機関が取り付けられ、19世紀初頭には最も多くつかわれた。ミュール紡績機を備える大工場が各地に作られた。
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Baines_1835-Mule_Jenny.png

キャラコ(インド産の平織り綿布)

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キャラコのプリント(1835年)
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Calico_printing_Wellcome_L0011294.jpg

大英帝国

大英帝国の版図(1898年)
 (出典) https://commons.wikimedia.org/wiki/File:British_Empire_in_1898.png

ショール

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19世紀フランスのさまざまなショール (出典)hhttps://commons.wikimedia.org/wiki/File:Racinet-regency-empire-shawls-1888.jpg

カシミアとモスリン、男性服

カシミア・ウールのツイル地に絹の刺繍と絹のタッセルが施された男児用の衣服(1855年頃)
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Boy%27s_Frock_LACMA_M.2007.211.88_(1_of_10).jpg
モスリンの女性用ドレス(1855年頃)
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Woman%27s_muslin_dress_c._1855.jpg

ウィリアム・モリスのデザインのジャガード織
(1879年)
(出典)
https://en.wikipedia.org/wiki/File:Morris_Dove_and_Rose_Detail.jpg
1800年ごろの男性の宮廷用コートとウェストコート
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:BLW_Man%27s_Court_Coat_and_Waistcoat.jpg
フランクリン・ルーズベルトの公式写真(1900年頃)
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:FDR_at_Groton_April_1900.JPG

参考文献

麻と綿が紡ぐイギリス産業革命―アイルランド・リネン業と大西洋市場 単行本 – 2013/3/1

竹田 泉 (著)
グローバル経済史にジェンダー視点を接続する 単行本 – 2020/9/7

浅田進史 (著, 編集), 榎一江 (著, 編集), 竹田泉 (著, 編集), 山本千映 (著), 仲松優子 (著), 坂本優一郎 (著), 網中昭世 (著), & 4 その他

竹田泉「18ー19世紀イギリスの綿製品消費とジェンダーーグローバル史の視点から」を収録

イギリス帝国と帝国主義 単行本 – 2008/4/21

木畑洋一 (著)

啓蒙の世紀と文明観 (世界史リブレット) 単行本 – 2004/6/1

弓削 尚子 (著)
イギリス帝国史: 移民・ジェンダー・植民地へのまなざしから 単行本 – 2021/7/14

フィリッパ・レヴァイン (著), 並河葉子 (翻訳), 水谷智 (翻訳), 森本真美 (翻訳)
大英帝国の盛衰:イギリスのインド支配を読み解く (MINERVA歴史・文化ライブラリー 35) 単行本 – 2020/2/13

木村雅昭 (著)