アジアの人口政策と家族計画

掲載:2024/03/09 執筆:小浜正子

本記事は、『<ひと>から問うジェンダーの世界史』第1巻「身体・セクシュアリティ・暴力」(大阪大学出版会、2024年)の関連記事です。

第2章 生殖と生命 5)人口と家族
③アジアの人口政策と家族計画(小浜正子)
(内容)◆上からの家族計画 ◆国際家族計画連盟 ◆東アジアの家族計画 ◆インドの強制断種 ◆東南アジア ◆世界人口会議

アジア諸国の人口変動

出生数と合計特殊出生率の推移(日本:1947ー2022年)

合計特殊出生率の推移
(出典)子ども家庭庁【報告書】R4実施状況報告 (cfa.go.jp)

アジア諸国の人口局面の変遷

鬼頭宏「日本列島における人口の長期波動と文明システムの転換」東南アジア学会第101回大会シンポジウム「東南アジアと日本の長期変動:人口変動・労働移民・少子高齢化」2019年11月23日・静岡県立大学、より

アジア諸国の合計特殊出生率

https://honkawa2.sakura.ne.jp/1560.html(社会情報データ図録より)

参考文献

「家族計画」への道―近代日本の生殖をめぐる政治 単行本 – 2008年、
岩波書店
荻野 美穂 (著)
「近代家族」とボディ・ポリティクス 単行本 – 2006年、
世界思想社
田間 泰子 (著)
国際ジェンダー関係論―批判理論的政治経済学に向けて 単行本 – 2000年
藤原書店
サンドラ ウィットワース (著), Sandra Whitworth (原名), 武者小路 公秀 (翻訳), 羽後 静子 (翻訳), 野崎 孝弘 (翻訳)

アジアの出産と家族計画―「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治 単行本 – 2014年
勉誠出版
小浜正子 (編集), 松岡悦子 (編集)
アジアの出産とテクノロジー: リプロダクションの最前線 (アジア遊学 268) 単行本 – 2022年
勉誠出版
白井千晶 (編集)
一人っ子政策と中国社会 単行本 – 2020年
京都大学学術出版会
小浜 正子 (著)
京都大学学術出版会:一人っ子政策と中国社会 (kyoto-up.or.jp) 

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