「女の子」「男の子」というイメージの構築ーグリム童話

掲載:2024/03/09  執筆:野口芳子

本記事は、『<ひと>から問うジェンダーの世界史』第1巻「身体・セクシュアリティ・暴力」(大阪大学出版会、2024年)の関連記事です。

第1章 5)さまざまな「らしさ」
①「女の子」「男の子」というイメージの構築ーグリム童話
(内容)◆グリム童話の成立 ◆グリム童話のなかの「女の子」 ◆グリム童話のなかの「男の子」 ◆「好奇心」の強い女の子 ◆「好奇心」の強い男の子 ◆ジェンダーによりダブルスタンダードを持つ「好奇心」

グリム兄弟

Wilhelm Grimm (弟)と Jacob Grimm(兄) 1847年
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Brothers_Grimm_Blow.jpg
講義をしているヤーコプ・グリム(1830年)
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Im_Kolleg_bei_Jacob_Grimm_1830.jpg

グリム童話

グリム童話集 5冊セット (岩波文庫) 文庫 – 2003/7/8
金田 鬼一 (翻訳)

グリム童話の物語に関するイラスト

ホレおばさん(1930年)
(出典)File:Mother Holle.jpg - Wikimedia Commons

いばら姫(19世紀後半)
(出典)https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dornroschen_(2).jpg

参考文献

グリムのメルヒェン―その夢と現実 単行本 – 1994/8/1
野口 芳子 (著)
グリム童話のメタファー: 固定観念を覆す解釈 単行本 – 2016/9/1
野口 芳子 (著)
グリム童話の悪い少女と勇敢な少年 単行本 – 1990/7/1
ルース・B. ボティックハイマー (著), 鈴木 晶 (翻訳), 広川 郁子 (翻訳), 田中 京子 (翻訳), 横山 緝子 (翻訳)