概論 生殖と生命

掲載:2024/03/09 執筆:小浜正子

本記事は、『<ひと>から問うジェンダーの世界史』第1巻「身体・セクシュアリティ・暴力」(大阪大学出版会、2024年)の関連記事です。

第2章 生殖と生命 1)概論 生殖と生命(小浜正子)
(内容)◆リプロダクションとジェンダー ◆出産の近代化 ◆リプロダクティブ・ライツー妊娠中絶 ◆上からの家族計画の普及 ◆リプロダクションの政治ー国家・家父長制・女性 ◆生殖補助技術(ART)をめぐる政治 ◆人口変動と家族構造

参考文献

・ショーター、エドワード(池上千寿子・太田英樹訳)(1992)『女の体の歴史』勁草書房

・高橋梵仙(1981)『堕胎間引の研究』第一書房

・グリーン、シャーリー(金澤養訳)(1974)『避妊の世界史』講談社

・ポッツ、マルコム(池上千寿子訳)(1985)『文化としての妊娠中絶』勁草書房

ラジェ、ミレイユ(藤本佳子・佐藤保子訳)(1994)『出産の社会史:まだ病院がなかったころ』勁草書房
荻野美穂(2001)『中絶論争とアメリカ社会――身体をめぐる戦争』岩波書店
松岡悦子・小浜正子編(2011)『世界の出産:儀礼から先端医療まで』勉誠出版
バーバラ・ドゥーデン(井上茂子訳)(2001)『女の皮膚の下―十八世紀のある医師とその患者たち(新版)』藤原書店
沢山美果子(2005)『性と生殖の近世』勁草書房
鈴木由利子(2021)『選択される命』臨川書店
原ひろ子・根村直美編(2000)『健康とジェンダー』明石書店