インドのヒジュラ―

掲載:2024-03-09 執筆:井上貴子

本記事は、『<ひと>から問うジェンダーの世界史』第1巻「身体・セクシュアリティ・暴力」(大阪大学出版会、2024年)の関連記事です。

第3章 セクシュアリティと性愛 4)歴史のなかの「性の多様性」
④インドのヒジュラー(井上貴子)
(内容)◆ヒジュラーとは誰か ◆ヒンドゥー神話とヒジュラー ◆イギリス植民地支配と法制度 ◆ヒジュラーからトランスジェンダーへ

ヒジュラー

アルダナーリーシュワラ神(シヴァ神の右半身とパールヴァティー女神の左半身の合体)

アルダナーリーシュワラ神(エレファンタ島のレリーフ)
(出典)File:Ardhanari.jpg - Wikimedia Commons
アルダナーリーシュワラ神(1710-20年頃)
(A rare example of a Shakta Ardhanarishvara, where the dominant right side is female. Mankot School, Western Punjab Hills, c. 1710-20)
(出典)File:Shakta Ardhanari.jpg - Wikimedia Commons

ヒジュラー

ヒジュラーのグループ(バングラデシュ:2010年)
(出典)File:A group of Hijra in Bangladesh.jpg - Wikimedia Commons
バフチャラマーター女神寺院(グジャラート州)
(出典)File:Bahuchara Mata Temple complex in Mehsana district P 20180121 142230.jpg - Wikimedia Commons

参考文献

ヒジュラ―男でも女でもなく 単行本 – 1999/11/1
セレナ ナンダ (著), Serena Nanda (原名), Kamal Singh (原名), 蔦森 樹 (翻訳), カマル シン (翻訳)
Governing Gender and Sexuality in Colonial India: The Hijra, c.1850–1900 (English Edition)
Jessica Hinchy (著)
Cambridge University Press
2019

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③インドのデーヴァダーシー(寺院・芸能・売春)(井上貴子)