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江戸時代の小袖の変遷と男女両性のジェンダー問題
掲載:2024/03/09 執筆:丸山伸彦
本記事は、『<ひと>から問うジェンダーの世界史』第1巻「身体・セクシュアリティ・暴力」(大阪大学出版会、2024年)の関連記事です。
第1章 3)伝統社会における「男らしさ」
④江戸時代の小袖の変遷と男女両性のジェンダー問題(丸山伸彦)
(内容)◆「小袖」時代の到来 ◆衣服の最終形式 ◆装飾様式の共通項 ◆動揺する小袖模様 ◆性差を表示する模様 ◆変容を続ける装飾性
小袖
小袖
「(江戸初期に)男子の小袖の装飾性が後退し、模様が女性の小袖に集中し始める。」(丸山2024:42頁)