イスラーム思想における身体・生命観

掲載:2024/03/09 執筆:澤井真、小野仁美

本記事は、『<ひと>から問うジェンダーの世界史』第1巻「身体・セクシュアリティ・暴力」(大阪大学出版会、2024年)の関連記事です。

第1章 2)身体の語られ方
④イスラーム思想における身体・生命観(澤井真、小野仁美)
(内容)◆聖典クルアーンに見られる身体の創造 ◆人間の身体的特徴 ◆肉体の形成 ◆人間の身体上の死 ◆古代ギリシア思想との出会い ◆産婦人科・小児科の医学書 ◆性差概念の多様性

参考文献

※詳細は、画像をタップしてご覧ください。

イスラームのアダム:人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流 2020/12/18
澤井 真 (著)
ギリシア思想とアラビア文化―初期アッバース朝の翻訳運動 2002年12月
ディミトリ グタス (著), Dimitri Gutas (原名), 山本 啓二 (翻訳)
イスラーム法の子ども観:ジェンダーの視点でみる子育てと家族 2019/11/30
小野 仁美 (著)

イブン・スィーナー(980ー1037年)

ヨーロッパで出版された『医学典範』(1593年版)
(出典)File:Canon medicinae.jpg-Wikimedia Commons
イブン・スィーナー
(1950年のイラン切手:"Avicenna" stamp of Iran)
(出典)File:1950 "Avicenna" stamp of Iran.jpg - Wikimedia Commons
『医学典範』(16世紀)
The opening decoration and invocation to Allah from a 16th century manuscript of Avicenna's Canon
(出典)File:Avicenna canon 1597.jpg - Wikimedia Commons