① アジアの海域交易

掲載:2024/04/02 執筆:桃木至朗

本記事は、『<ひと>から問うジェンダーの世界史』第3巻『「世界」をどう問うか?―地域・紛争・科学』(大阪大学出版会、2024年)の関連記事です。

2)地域を繋ぐヒトとモノ
①アジアの海域交易(桃木至朗)
(内容)◆海上交流と「外来王」 ◆海を渡った男と女 ◆「現地妻」と「混血児」

関連画像

荒木宗太郎が乗っていたと見られる朱印船
荒木 宗太郎(あらき そうたろう、生年不詳 - 1636年12月4日(寛永13年11月7日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて主に長崎で活躍した肥後国出身の貿易商人。ベトナム広南国の王族の女性を妻として日本に連れ帰った.
(出典)File:Red Seal Ship departs Nagasaki to Annam (Vietnam).jpg - Wikimedia Commons
コンスタンティン・フォールコン (Constantine Phaulkon, 1650年 - 1688年6月5日)は、タイのアユタヤ王朝・ナーラーイ王時代の政府高官。妻は日系人のマリー・ギマルド。
(出典)File:Constantin Phaulkon.jpg - Wikimedia Commons
コルネリア・ファン・ネイエンローデ(Cornelia van Nijenroode、1629年 - 1691年)は、バタヴィア(ジャカルタ)の実業家。
(出典)File:Jacob Coeman Portrait of Pieter Cnoll and his familie 1665.jpg - Wikimedia Commons

参考文献

大航海時代叢書〈第8〉東方案内記 (1968年)
単行本 – 1968
リンスホーテン (著)
岩波書店
おてんばコルネリアの闘い
―17世紀バタヴィアの日蘭混血女性の生涯
単行本 – 1988
レオナルド ブリュッセイ (著), 栗原 福也 (翻訳)
平凡社
大航海時代の東南アジア 1―1450年ー1680年 貿易風の下で
(叢書・ウニベルシタス 570)
単行本 – 1997
大航海時代の東南アジア 2―1450ー1680年 拡張と危機
(叢書・ウニベルシタス 571)
単行本 – 2002
アンソニー リード (著), Anthony Reid (原名), 平野 秀秋 (翻訳), 田中 優子 (翻訳)
法政大学出版局