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3-5.南北アメリカー古代文明~近代中南米
2014.11.21掲載:三成美保
『読み替える(世界史編)』の「3-5.南北アメリカー古代文明~近代中南米(井野瀬久美恵)」をご覧ください。
◆古代アメリカ文明
特徴
・とうもろこし栽培を中心とする農業が発達した。馬や牛などの大型動物はいない。
・高度な石造技術をもつ。
・金銀が豊富である。
・青銅器文明(鉄器は持たない)。
・車輪を使用しない。
◆メソアメリカ
メソアメリカ文明(メキシコ地方)としては、以下の文明が栄えた。
前2000年~ 定住農村村落の成立
前1250頃-前350頃 オルメカ文明(メキシコ湾岸~メキシコ中央高原)
○とうもろこしを主とする焼き畑農業
○ジャガー神の信仰
○都市文明の成立
紀元前後-7世紀頃 テオティワカン文明(メキシコ中央高原)
○宗教・商業都市の発達
7世紀頃-12世紀頃 トルテカ文明(メキシコ中央高原)
○人身供儀の風習
1428-1521年 アステカ王国(メキシコ中央高原)
○青銅器文明
○都市文明
○太陽暦
○20進法
→1521年 コルテスにより滅亡
コアトリクエ(Coatlicue コワトリクエ)
コアトリクエは、アステカ神話における「大地の女神」で、「蛇の淑女/蛇のスカートをはく者」を意味する。コアトリクエは、月(月神コヨルシャウキ)・星・太陽(太陽神ウィツィロポチトリ)などの全ての天のものを生む大母神であり、「炎と肥沃の女神」、「豊穣の女神」、「生と死および再生の女神」でもあった。彼女の食べ物は、人間を含むあらゆる生き物の生肉である。 コアトリクエは、同時に子宮でも墓場でもあるような、「子供を飲み込む母親」を体現している。
≪像の特徴≫
・スカートは、とぐろを巻いた蛇でできている。
・首には、人間の心臓・手首・頭蓋骨からなる首飾りをかけている。
・手足には、鉤爪がある。(Statue of Coatlicue displayed in National Museum of Anthropology and History in Mexico City)
前3世紀-16世紀 マヤ文明(メキシコ南東部、ユカタン半島、グアテマラなど)
○新石器文明
○絵文字
○天文・暦法の発達(1年=365.2420日)
前10世紀-16世紀 サポテカ文明(メキシコ・オアハカ地方)
○ミシュテカ文明(メキシコ・オアハカ地方)
○タラスカ王国(メキシコ西部地域、ミチョアカン州など)
◆アンデス
準備中。