8-8.男女の身体をめぐる言説
→『読み替える(世界史篇)』8-8.男女の身体をめぐる言説(荻野美穂)
○アンドレアス・ヴェサリウス(Andreas Vesalius、1514年12月31日 ブリュッセル - 1564年10月15日 ザキントス)
ルネサンス期の医師、解剖学者
主著:7巻から成る「ファブリカ“De humani corporis fabrica” (人体の構造)」
De humani corporis fabrica libri septemは、人体解剖の革新的な業績。
神聖ローマ皇帝カール5世に捧げられた。
図版はティティアン (Titian) の弟子であるジャン・ステファン・ヴァン・カルカル (Jan Stephen van Calcar) によって描かれたと言われている。
ファクシミリ版→https://ceb.nlm.nih.gov/proj/ttp/flash/vesalius/vesalius.html
ヴェサリウスの骨格図には、男女差はない。
【参考文献】
ヴェサリウスについては→鈴木晃仁(慶応義塾大学経済学部教授・医学史)のブログ「『医学の歴史』(仮)002 第一巻第三章1, 2, 3, 4, 5 節ルネサンスの解剖学とその発展」http://akihitosuzuki.hatenadiary.jp/entry/2015/07/29/185102