【文献リスト】魔女裁判

掲載:2015.08.22 作成:三成美保

池上俊一『魔女と聖女ーヨーロッパ中・近世の女たち』講談社現代新書、一九九二年
上山安敏『魔女とキリスト教―ヨーロッパ学再考』人文書院、一九九三年(講談社、一九九八年)
上山安敏、牟田和男編『魔女狩りと悪魔学』人文書院、一九九七年
黒川正剛「魔女と女と死―十六世紀前半西ヨーロッパにおけるハンス・バルドゥング・グリーンの図像を手がかりに」安田喜憲編『魔女の文明史』八坂書房、二〇〇四年
黒川正剛『図説魔女狩り』河出書房新社、二〇一一年
黒川正剛『魔女狩りー西欧の三つの近代化』講談社、二〇一四年
高橋義人『魔女とヨーロッパ』岩波書店、一九九五年
田中雅志(訳・解説)『魔女の誕生と衰退―原典資料で読む西洋悪魔学の歴史』三交社、二〇〇八年
野口芳子『グリム童話と魔女―魔女裁判とジェンダーの視点から』勁草書房、二〇〇二年
平野隆文『魔女の法廷――ルナサンス・デモノロジーへの誘い』岩波書店、二〇〇四年
福田真希「フランスにおける魔女と国家ー魔女裁判と悪魔学における『近代性』」『思想』2012年第2号
三成美保『ジェンダーの法史学ー近代ドイツの家族とセクシュアリティ』勁草書房、二〇〇五年
三成美保「魔女裁判と女性像の変容ー近世ドイツの事例から」水井万里子他編『世界史のなかの女性たち』勉誠出版、2015年、119ー131頁
牟田和男『魔女裁判―魔術と民衆のドイツ史』吉川弘文館、二〇〇〇年
森島恒雄『魔女狩り』岩波新書、一九七〇年
安田喜憲編『魔女の文明史』八坂書房、二〇〇四年
若曽根健治「近世ドイツ魔女裁判関係史料二題(一)(二)」(一)『熊大法学』四五号、一九八五年、(二)同五一号、一九八七年
アーレント=シュルテ、イングリット(野口芳子、小山真理子訳)『魔女にされた女性たちーー近世初期ドイツにおける魔女裁判』勁草書房、二〇〇三年
エーレンライク、B/イングリッシュ、D(長瀬久子訳)『魔女・産婆・看護師ー女性医療家の歴史』法政大学出版局。一九九六年
ギンズブルグ、カルロ(竹山博英訳)『闇の歴史ーサバトの解読』せりか書房、1992年
ギングベルグ、カルロ『ベナンダンティー16-17世紀における悪魔崇拝と農耕儀礼』せりか書房、1986年
グリィ、ローズマリ・エレン(荒木正純、松田英訳)『魔女と魔術の事典』原書房、一九九六年
グレンジャー、クリスタ(元木幸一、青野純子訳)『女を描くーヨーロッパ中世末期からルネサンスの美術に見る女のイメージ』三元社、二〇〇四年
クンツェ、ミヒャエル(鍋谷由有子訳)『火刑台への道』白水社、一九九三年
コーン、ノーマン(山本通訳)『魔女狩りの社会史ーヨーロッパの内なる悪例』岩波書店、1983年
ケーラス、ポール(舟木裕訳)『悪魔の歴史』青土社、1994年
シュメルツァー、ヒルデ(進藤美智訳)『魔女現象』白水社、一九九三年
スカール、ジェフリ/カロウ、ジョン(小泉徹訳)『魔女狩り』岩波書店、二〇〇四年
スターキー、マリオン・L(市場泰男訳)『少女たちの魔女狩りーマサチューセッツの冤罪事件』平凡社、一九九四年
デッカー、ライナー(佐藤正樹・佐々木れい訳)『教皇と魔女―宗教裁判の機密文書より』法政大学出版局、二〇〇七年
バシュビッツ、クルト(川端豊彦・坂井洲二訳)『魔女と魔女裁判―集団妄想の歴史』法政大学出版局、一九七〇年
バーストウ、アン・ルーエリン(黒川正剛訳)『魔女狩りという狂気』創元社、二〇〇一年
ハスラー、エヴェリン(島田洋子他訳)『最後の魔女―アンナ・ゲルディン』あむすく、一九九三年
ハント、リン(正岡和恵・吉原ゆかり・末広幹訳)『ポルノグラフィの発明―猥褻と近代の起源、一五〇〇年から一八〇〇年へ』ありな書房、二〇〇二年
ファルク、ウルリッヒ「一六世紀後半のある魔女裁判」U.ファルク、M.ルミナティ、M.シュメーケル編(小川浩三・福田誠治・松本尚子監訳)『ヨーロッパ史のなかの裁判事例―ケースから学ぶ西洋法制史』ミネルヴァ書房、二〇一四年
ヒューズ、P.(早乙女忠訳)『呪術ー魔女と異端の歴史』筑摩叢書、1968年
ベーリンガー、W.(長谷川直子訳)『魔女と魔女狩り』刀水書房、二〇一四年
ミシュレ、ジュール(篠田浩一郎訳)『魔女』上下巻、岩波文庫、1983年
メルツバッハー、F(瀬口朋子訳)「バンベルク司教領における魔女裁判」『阪大法学』132号、1984年
ル=ゴフ、ジャック(池田健二、菅沼潤訳)『中世の身体』藤原書店、二〇〇六年