各種の「ヴィーナス」

1.先史時代の世界(人類の起源・移動地図・年表)

(1)ヴィレンドルフのヴィーナス

2万8千年~2万5千年前(旧石器時代)につくられたと推定されている。1908年にオーストリアで発見された。実りと多産の象徴であるとみなされている。

 

 

 

 

 

 

(2)ホーレ・フェルズのヴィーナス

Venus vom Hohlen Fels Original frontal.jpg

Venus vom Hohlefels(http://de.wikipedia.org/wiki/Venus_vom_Hohlen_Fels)

2 views of the Venus of Hohle Fels (true height 6 cm (2.4 in))(http://en.wikipedia.org/wiki/Venus_of_Hohle_Fels)

2008年にドイツ南部で発見された。3万5千年~4万年前のものと推定され、世界最古の彫像の一つである。マンモスの牙に彫られたもので、実際の大きさは高さ6cm、幅が3cm、重さが33g程度である。上部に突起があることから、紐をとおしてペンダントとして利用したのではないかと推測されている。描かれているのは、クロマニョン人女性であろうとされている。

 

 

 

ドイツ:クロマニョン人女性の復元予想(Rekonstruktion einer Cro-Magnon-Frau im Neanderthal-Museum:http://de.wikipedia.org/wiki/Cro-Magnon-Mensch)