【関連リンク・書籍紹介】ロシア・東欧の法

●関連リンク

ロシア・東欧の法と社会については、下記HPを参照のこと。
小森田秋夫「ロシア・東欧法研究のページ」(小森田秋夫:神奈川大学教授)

こちらもどうぞ→【映画評2】「比較法」のためのDVD案内(小森田秋夫)

●HP内容から

ロシア・東欧法研究案内
ロシアの法と社会
ポーランドの法と社会
司法 訪ねある記

●著作紹介

現代ロシア法

小森田秋夫『現代ロシア法』東京大学出版会、2003年

本書の主な対象である「現代ロシア法」とは、1991年12月末にソ連邦が消滅したあとのロシア連邦の法をさす。第1章では、現代ロシア法がどのような法 システムから転換しつつあるのかを示すために、「ソビエト社会主義法」の全体像をスケッチする試みが行われる。ただし、ここでの対象は基本的にはソ連邦の 法であり、ロシア法は後景に退いている。第2章は、「ソビエト社会主義法」が崩壊してゆき、そこに埋没していたロシア法が独自の存在として析出されてくる 過程を扱っている。続く第3章から第8章までが、現代ロシア法、すなわちソ連邦解体後のロシア連邦の法についての叙述である。第1章の構成を念頭におきつ つ、新たな問題状況を考慮して組み立てられている。終章は、ロシア法の研究へといざなうメッセージである。

 

体制転換と法―ポーランドの道の検証

小森田秋夫『体制転換と法ーポーランドの道の検証』有信堂高文社、2008年

法・社会・歴史が相互に複雑に絡み推移していく様を丹念に追い、体制転換をめぐる諸力のベクトルを繊細かつヴィヴィッドに描き出す。民主・法治・公正の諸理念は、旧共産圏の中におけるポーランドの特異性の中で、現実の歴史をどう形成していったのか。