【資料】学習指導要領(地理歴史)全体(平成21年改訂・平成26年更新)
第2節 地 理 歴 史
第1款目標
我が国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色についての理解と認識を深め,国
際社会に主体的に生き平和で民主的な国家・社会を形成する日本国民として必要な自覚と資質を養
う。
第2款各科目(略:別途掲載)
第3款 各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い
1 指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
(1) 地理歴史科の目標を達成するため,教科全体として調和のとれた指導が行われるよう,適切
に留意すること。
(2) 中学校社会科及び公民科との関連並びに地理歴史科に属する科目相互の関連に留意するこ
と。
2 各科目の指導に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
(1) 情報を主体的に活用する学習活動を重視するとともに,作業的,体験的な学習を取り入れる
よう配慮すること。そのため,地図や年表を読みかつ作成すること,各種の統計,年鑑,白書,
画像,新聞,読み物その他の資料を収集・選択し,それらを読み取り解釈すること,観察,見
学及び調査・研究したことを発表したり報告書にまとめたりすることなど様々な学習活動を取
り入れること。また,生徒が資料を適切に活用し,諸事象を公正に判断することができるよう
にすること。
(2) 資料の収集,処理や発表などに当たっては,コンピュータや情報通信ネットワークなどを積
極的に活用するとともに,生徒が主体的に情報手段を活用できるようにすること。その際,情
報モラルの指導にも留意すること。
3 内容の指導に当たっては,教育基本法第14条及び第15条の規定に基づき,適切に行うよう特に
慎重に配慮して,政治及び宗教に関する教育を行うものとする。