【年表5】日本史②(600頃~800頃)
掲載:2015.09.29
飛鳥時代
592 推古天皇即位
594 聖徳太子が推古天皇の摂政となる→仏教興隆の詔(国家の仏教保護政策を明示)
603(推古11) 冠位十二階制定(人材登用主義・官僚制の再編)
604 日本最初の「暦」がつくられる(百済から暦法や天文地理に通じた僧を招いた)
○「日本の暦」(国会図書館電子展示会)
→http://www.ndl.go.jp/koyomi/index.html
→とくに「暦の歴史」
http://www.ndl.go.jp/koyomi/rekishi/03_index_01.html
607(推古15) 小野妹子を隋に派遣。翌年 妹子とともに隋使裴世清来日 小墾田宮に迎える
607 法隆寺創建
630(舒明元) 第1回遣唐使派遣
645(皇極4) 大化改新《蘇我蝦夷 入鹿減亡》譲位した皇極に「皇祖母尊」号奉呈
661(斉明7) 百済救援軍を率いた斉明,筑紫で没し天智称制
663(天智2) 白村江で唐 新羅軍に大敗。多数の百済遺民,倭国に亡命
→*【年表】東アジア世界(200~1000)
670(天智9) 庚午年籍で初の全国的な戸籍作成
672(天武元) 壬申の乱で天武勝利
686(朱鳥元) 天武の没後 ただちに持統が称制
689(持統3) 飛鳥浄御原令制定
690(持統4) 庚寅年籍で男女を年齢区分して記載。成人男子による徴兵制
694(持統8) 初の中国式都城である藤原京に遷都
697(文武元) 持統 文武に譲位し 「並び坐して」統治
701(大宝元) 中国の法典をモデルに大宝律令完成。持統 初の太上天皇になる。継続的年号開始
奈良時代(710-794)
710(和銅3) 元明 平城京遷都
712 『古事記』撰上
→『古事記』(デジタル資料:青空文庫)http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1519.html#sakuhin_list_1
713 全国に『風土記』の編集を命じる
→733 『出雲風土記』成立
720(養老4) 『日本書紀』完成。初代神武以来の父系皇位継承次第が確定
723 興福寺に悲田院(貧窮者や孤児の救済施設)・施薬院(病院を収容して治療)を設置
724(神亀元) 元正 聖武に譲位し ひきつづき後見
729(天平元) 長屋王の変ののち 藤原光明子 皇后となる
743(天平15) 墾田永年私財法。大仏造立の詔
757(天平宝字元) 養老律令施行。その後長く国家の基本法典となる
○『万葉集』成立
→斎藤茂吉『万葉秀歌』上下(1938年:デジタル資料:青空文庫)→http://www.aozora.gr.jp/cards/001059/card5082.html
764(天平宝字8) 孝謙上皇,淳仁を廃位
794(延暦13) 平安京遷都