三成美保(研究業績)

研究業績リスト(年別)

○2020年

  • 三成美保「ケアワークとジェンダー平等―持続可能な社会における家族のあり方」二宮周平編『現代家族法講座』日本評論社、2020年。

○2019年

  • 三成美保「『女性のエンパワーメント』と『女性活躍推進』ーージェンダー平等をめぐる違いから」島田陽一・三成美保・米津孝司・菅野淑子編著『「尊厳ある社会」に向けた法の貢献ー社会法とジェンダー法の協働』旬報社、2019年。
  • 三成美保編『LGBTIの雇用と労働ーー当事者の困難とその解決方法を考える』晃洋書房、本文203頁+資料14頁
  • 三成美保・笹沼朋子・立石直子・谷田川知恵『ジェンダー法学入門(第3版)』法律文化社、全302頁
  • 三成美保「LGBTIの包括的権利保障をめざしてーー日本学術会議提言を中心に」LGBT法連合会編『日本と世界のLGBTの現状と課題ーーSOGIと人権を考える』かもがわ出版、25-34頁(本全体で157頁)
  • 三成美保「ジェンダー視点から問う所有権」『法律時報』1134号、2019年、73-77頁
  • 三成美保「総論ージェンダー視点が拓く生活文化学の新たな地平」奈良女子大学生活文化学研究会編『ジェンダーで問い直す暮らしと文化ー新しい生活文化学への挑戦』(奈良女子大学研究叢書第4巻)敬文舎、2019年、11-54頁

ジェンダーで問い直す暮らしと文化ー新しい生活文化学への挑戦 (奈良女子大学叢書第4巻)

〇2018年

  • 三成美保「企画趣旨:ジェンダー史が拓く歴史教育ーージェンダー視点は歴史的思考力をどう鍛えるか?」『ジェンダー史学』14号、2018年、57-59頁
  • 三成美保「高校歴史教育でLGBTIをどう教えるか」『ジェンダー史学』14号、2018年、89-91頁
  • 三成美保「企画趣旨[LGBT(性的マイノリティ)の権利保障ーー差別禁止法・理解促進法の動きと今後の課題]」『ジェンダーと法』15号、2018年、71-76頁

○2017年

  • 三成美保「戦後日本における家族の変化と家族史研究の展開」歴史学協議会編『歴史学が挑んだ課題 : 継承と展開の50年』大月書店、2017年6月。
  • 三成美保編『教育とLGBTIをつなぐーー学校・大学の現場から考える』青弓社、2017年5月、310ページ。

○2016年

  • 三成美保「LGBT/LGBTIの権利保障ーー現状と課題」『労働法律旬報』2016年11月上旬号。
  • 三成美保「セクシュアリティとジェンダーーー性的指向の権利保障をめぐってーー総論」『日本ジェンダー研究』19号、2016年、1-6ページ。
  • 三成美保「持続可能戦略としてのジェンダー平等ー日本とドイツの比較から」楜澤能生編『持続可能社会への転換と法・法律学」成文堂、2016年3月、243ー270ページ。
  • 三成美保「戦時法研究の可能性と課題ージェンダー視点からのコメント」小野博司・出口雄一・松本尚子編『戦時体制と法学者ー1931~1952』国際書院、2016年3月、145ー154ページ。
  • 三成美保「学術・科学技術における男女共同参画の推進―3つの課題」『学術の動向』21-10号、2016年10月、14-19ページ。https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/21/10/21_10_14/_pdf
  • 三成美保「歴史教科書をどう書き換えるか?―ジェンダーの視点から」『学術の動向』21-5号、2016年5月、10-21ページ。https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/21/5/21_5_10/_pdf

○2015年

  • 商品の詳細三成美保編『同性愛をめぐる歴史と法―尊厳としてのセクシュアリティ』明石書店、全317頁
    • 三成美保「はじめに」
    • 三成美保「総論ー尊厳としてのセクシュアリティ」
    • 三成美保「[資料]同性愛 /性的指向/LGBTに関する対比年表」
  • 三成美保・笹沼朋子・立石直子・谷田川知恵『ジェンダー法学入門(第2版)』法律文化社、全298頁
  • 三成美保「魔女裁判と女性像の変遷―近世ドイツの事例から」(水井万里子他編『世界史のなかの女性たち』勉誠出版、119-131頁)
  • 三成美保(共著)『歴史を読み替えるージェンダーから見た日本史』(長野・久留島・長編)大月書店、全278頁
  • 三成美保「『ケアとジェンダー』を問う意義」『ジェンダーと法』12号、5-11頁

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○2014年

  • 三成美保・姫岡とし子・小浜正子編『歴史を読み替えるージェンダーから見た世界史』大月書店、全314頁
    【紹介(自著)】『歴史を読み替えるージェンダーから見た世界史』2014年5月(はしがき紹介)
  • 三成美保「『保護/遺棄』の法的基準とその変化―ドイツを中心に」(橋本伸也・沢山美果子編『保護と遺棄の子ども史』昭和堂、183-214頁)
  • 三成美保「大学教育におけるジェンダー法学教育の現状と課題」『ジェンダー法研究』創刊号、75-89頁
  • 三成美保「持続可能な社会とジェンダー」『法の科学』45号、53-63頁
  • 三成美保「『市民教養』としてのジェンダー法学」―≪共生≫のための技法を学ぶ」『学術の動向』2014年5月号

商品の詳細商品の詳細1-ジェンダーからみた世界史

○2013年

○2012年

  • 商品の詳細ジェンダー法学会編(三成美保・広渡清吾・阿部浩己・小島妙子:責任編集)『講座ジェンダーと法・第1巻・ジェンダー法学のインパクト』日本加除出版、全244頁
    • 三成美保「家族法システムの改革とジェンダー秩序の変容ー戦後ー1970年代のドイツと日本」
  • 三成美保「マスキュリニティの比較文化史―現状と課題」『女性史学』22号、33-61頁

○2011年

  • 服藤早苗・三成美保編『権力と身体』(ジェンダー史叢書・第1巻)明石書店、全284頁
    • 三成美保「序論ー「権力と身体」をめぐって」
    • 三成美保「戦後ドイツの生殖法制ー「不妊の医療化」と女性身体の周縁化」
  • 三成美保「高校世界史教科書にみるジェンダー」(長野ひろ子・姫岡とし子編『歴史教育とジェンダーー教科書からサブカルチャーまで』青弓社、91-119頁)
  • 三成美保・笹沼朋子・立石直子・谷田川知恵『ジェンダー法学入門』法律文化社、全298頁

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○2010年

  • 31J32tU-pCL._AA160_三成美保「ドイツ近代法の形成とジェンダー言説」(早稲田大学比較法研究所編『比較法と法律学ー新世紀を展望して』成文堂、195-228頁)
  • 三成美保「討論の総括と今後の展望ー教科書の書き換えは可能か?」『学術の動向』2010年5月号、83-86頁

○2009年

  • 三成美保「近代ドイツ法とジェンダー」姫岡とし子・川越修編『ドイツ近現代ジェンダー史入門』青木書店、43-68頁
  • 三成美保「ドイツにおける家族・人口政策の展開とジェンダー」冨士谷あつ子・伊藤公雄編『日本・ドイツ・イタリア 超少子高齢社会からの脱却ー家族・社会・文化とジェンダー政策』明石書店、41-59頁
  • 【翻訳書】マンフレッド・リーデル編(中村浩爾、三成賢次・三成美保・的場香織・田中幸世訳)『ガンス法哲学講義1832/33-自然法と普遍法史』法律文化社、全354頁(原文はドイツ語)
    • 三成美保訳「第2部普遍法史」(pp.137-203)

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○2008年

  • 三成美保「ジェンダー概念の展開と有効性ー学際的協力の可能性」『ジェンダーと法』5号、72-83頁
  • 三成美保「【学界展望】『ジェンダー史』の課題と展望」『西洋史学』229号
  • 三成美保「ジェンダーと法の現在ー『性と生殖』をめぐって」『法律時報増刊ー改憲・改革と法』
  • 三成美保「大学生の歴史素養の実態と今後の課題―第20期日本学術会議法学委員会法史学・歴史法社会学分科会の調査結果から」『学術の動向』2008年10月号、20-25頁

○2007年

  • 三成美保「ジェンダー法史学の課題と展望」辻村みよ子編『ジェンダーの基礎理論と法』東北大学出版会、293-328頁
  • 三成美保「公と私をジェンダー論から考える」『学術の動向』2007年8月号、45-52頁

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○2006年

  • 三成美保編『ジェンダーの比較法史学-近代法秩序の再検討』大阪大学出版会、全366頁
    • 三成美保「はじめに」(pp.1-4)
    • 三成美保:第1章「『ジェンダー法史学』のための諸前提」(pp.7-41)
    • 三成美保:第2章「いくつかの論点から-議論の架橋をめざして」(pp.42-102)
  • 三成美保「『生殖管理国家』ナチスと優生学」太田素子・森謙二編『<いのち>と家族-生殖技術と家族1』早稲田大学出版部、198-236頁

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○2005年

  • 三成美保『ジェンダーの法史学-近代ドイツの家族とセクシュアリティー』勁草書房、全334頁(家族法学学術奨励賞受賞)
  • 田中真砂子・白石玲子・三成美保編『国民国家と家族・個人』早稲田大学出版部、全285頁
    • 三成美保「国家・市民社会・家族-「国民国家と家族」をめぐる議論から」(pp.57-91)
  • 三成美保「『公私二元的=市民社会型』ジェンダー秩序と『近代家族』」『日本学報』(大阪大学大学院文学研究科日本学研究室)24号、29-37頁

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○2004年以前

※共著(分担執筆)

商品の詳細『家族・世帯・家門-工業化以前の世界から』(前川和也編著)ミネルヴァ書房、1993年4月

京都大学人文科学研究所において3年間にわたって続けられた共同研究「家族とハウスホールドの比較史的研究」の研究成果。三成美保(第12章)「近世チューリヒ市の夫婦財産制」を執筆(単著:pp.314~343)。(大黒俊二、田中雅一、前川和也、井上浩一、江川温、早川良弥、南川高志、小山哲、川北稔、夫馬進、山辺規子、三成美保、波多田敏、川本正知、横山俊夫、佐々木博光)

『歴史における法の諸相』(佐藤篤士先生還暦記念論文集刊行委員会編)敬文堂、1994年3月

早稲田大学教授のローマ法学者佐藤先生の還暦を記念する論文集。全288頁。三成美保「18世紀スイス=チューリヒ邦の都市と農村」を執筆(単著:pp.217~237)。(原田俊彦、熊丸光男、赤井伸之、谷口貴都、西村隆誉志、和田敏郎、田中憲彦、丹下栄、林毅、稲元格、小倉欣一、三成美保、三成賢次、仲内英三)

『西洋中世の秩序と多元性』(関西中世史研究会編)法律文化社、1994年5月

関西中世史研究会が発足20年の成果を公刊するとともに、研究会の生みの親である立命館大学教授瀬原義生先生の定年退職を記念して刊行された論文集。全432頁。三成美保(Ⅲ-6)「死後の救済をもとめて-中世ウィーン市民の遺言から-」を執筆(単著:pp.291~310)。(朝治啓三、井上浩一、江川温、佐藤専次服部良久、八塚春児、三成美保  他15名)

『司法への民衆参加-西洋における歴史的展開』(佐藤篤士・林毅共編著)敬文堂、1996年3月

古代ギリシア、ローマ、中世ドイツ、イギリス、近世ドイツ、フランス、近代ドイツにおける司法参加の歴史を考察した論文集。全238頁。三成美保(第8章)「裁判と学識-ローマ法継受とバーゼル市の裁判」を執筆(単著:pp.143~166)。(橋場弦、原田俊彦、林毅、岩野英夫、稲元格、朝治啓三、沢田裕治、三成美保、和田敏朗、三成賢次、佐藤篤士)

商品の詳細『法制史入門』(岩村等、三成賢次、三成美保)ナカニシヤ出版、1996年6月

日本法制史、西洋法制史に関する入門書。近代日本、前近代西洋、近代西洋の三章から構成。全192頁。三成美保(第2章)「西洋法制史1」(前近代)を担当(単著:pp.71~135)

『ステイタスと職業-社会はどのように編成されていたか-』(前川和也編著)ミネルヴァ書房、1996年12月

京大人文科学研究所において、1992年4月から1995年3月まで3年間にわたっておこなわれた共同研究「ステイタスと職業」の研究成果(全450頁)。三成美保「大学の貴族化と法学部-ゲッティンゲン大学の創設をめぐって-」を執筆(単著:pp.263~290)。(川北稔、阿河雄二郎、小山哲、前川和也、服部良久、江川温、大黒俊二、田中雅一、井上浩一、山辺規子、三成美保、佐々木博光、森明子、田中俊之、脇田晴子)

商品の詳細『ジェンダーと女性』(比較家族史学会監修、田端泰子、上野千鶴子、服籐早苗編)早稲田大学出版部、1997年3月(2004年10月新装版)

比較家族史学会 第26回大会、第28回大会 (1994、1995年)におけるシンポジウムの研究成果。全261頁。三成美保「近世ドイツの法と女性-嬰児殺をめぐる言説と立法-」を執筆(単著:pp.135~154)。(田端泰子、上野千鶴子、服藤早苗、三成美保他12名)

商品の詳細『法の臨界』第2巻「秩序像の転換」(井上達夫、嶋津格、松浦好治編)東京大学出版会、1999年3月

第1巻「法的思考の再定位」、第2巻「秩序像の転換」、第3巻「法実践への提言」よりなる。各巻280頁(全840頁程度)。第2巻所収:三成美保「婚外子の法的地位とジェンダー -近世・近代ドイツにおける婚外子の扶養請求権」を執筆(単著:pp.75~98)(井上達夫、嶋津格、松浦好治、三成美保他全3巻で26名)

商品の詳細『コミュニケーションの社会史』(前川和也編著)ミネルヴァ書房、2001年3月

京都大学人文科学研究所の共同研究「コミュニケーションの社会史」の研究成果。全390頁。三成美保(第10章)「コミュニケーション過程としての啓蒙主義 -18世紀末ドイツの読書協会」を執筆(単著:pp.277~313)(前川和也、小山哲 他13名)

※論文(単著)

三成美保「14-16世紀の西南ドイツにおけるライプアイゲンシャフト-特に結婚制限について-」『阪大法学』135号、123-167ページ、1985年8月

三成美保「15-16世紀ドイツ=スイス地域における死亡税-「西南ドイツ型」ライプアイゲンシャフトに関する一考察-」『阪大法学』143号、147-189ページ、1987年8月

三成美保「西欧前近代の家族に関する研究の現状-ドイツ、オーストリアを中心に-」『法制史研究』38号、123-164ページ、1989年3月

三成美保「宗教改革期におけるチューリヒ婚姻裁判所」『阪大法学』39巻2号、39-92ページ、1989年11月

三成美保「血族相続と家族-チューリヒ法を中心に-」『法制史研究』41号、129-162ページ、1992年3月

三成美保「近世ドイツの女性と犯罪-姦淫罪とその廃止-」『摂南法学』20号、1998年3月

三成美保「ドイツにおける家族法の「近代化」とジェンダー-「未婚の母」をめぐる立法と判例」『阪大法学』49巻3=4号、1999年

三成美保「ワイマール期の婚外子法改革論とジェンダー」『女性史学』12号、2002年、1-16ページ

※共訳(分担翻訳)

【翻訳書】『環太平洋時代と法』(環太平洋法律家会議組織準備委員会編)原文は英語

【翻訳書】シュガーマン『イングランドの法と社会-法の歴史社会学-』(法文化研究会編訳)原文は英語

【翻訳書】ポール・ウォーリック『フランス人民戦線と議会-立法過程の計量分析-』原文は英語

【翻訳書】ケネス・ムーレ『大恐慌とフランス通貨政策-ポアンカレ・フランの管理の経済的理解と政治的理解と政治的拘束1926-1936年-』原文は英語

【翻訳書】マンフレッド・リーデル編『ガンス法哲学講義1832/33-自然法と普遍法史』原文はドイツ語

【翻訳】クラウスディーター・ショット「啓蒙主義における婚姻目的をめぐる議論」『法学雑誌』第41巻第3号、大阪市立大学法学会、pp.385-406

1994年10月チューリヒ大学法学部教授ショット氏が大阪市立大学にておこなった講演の翻訳(原文はドイツ語)。

※共訳

【翻訳】ハンス・プラーニッツ「中世ドイツにおけるケルン都市法とその伝播」『阪大法学』第131号、

【翻訳】「最古のゾースト都市法」『阪大法学』第136号、pp.249-262

原文は中世ラテン語。林毅、三成賢次、三成美保、瀬口朋子訳。担当部分(共同研究につき本人担当頁抽出不可能)。

【翻訳】G. L. v. マウラー「ドイツ中世都市の自治行政(一)」『阪大法学』第147号、pp.249-285

原文はドイツ語。林毅、三成賢次、三成美保、渡辺聖一訳。担当部分(共同研究につき本人担当頁抽出不可能)。