国際シンポジウム:アジアジェンダー研究・ウェビナーシリーズ第1回:家父長制についてー南アジアのジェンダー研究から(2022年1月28日:オンライン)

【国際シンポジウム】アジアジェンダー研究・ウェビナーシリーズ

第1回 家父長制についてー南アジアのジェンダー研究から

日程

日程:2022年1月28日(金) 14:00 ~ 17:00

開催方法:オンライン配信(ZOOMウェビナー使用)

傍聴参加方法(ZOOMのURL)

以下から入ってください。登録不要・参加費無料です。

1月28日13:30から接続可能です。

https://zoom.us/j/94660246103

ウェビナーID:946 6024 6103

プログラム

開会挨拶・趣旨説明

落合恵美子(京都大学文学研究科教授)

第一部:14:00~16:00

招待講演

Prof. Uma Chakravarti

Caste and Patriarchy in india: Consent, Coercion and Resistance

日英同時通訳付きです。

→動画は以下で配信しています。

英語版(2022年2月28日公開)

日本語字幕付きは改めて公開します。

ウマ・チャクラヴァルティー(Uma CHAKRAVARTI)

インドのフェミニスト歴史学者・映像作家、1941年生まれ。

フェミニスト歴史学者であり、古代における仏教、19世紀の社会改革運動、さらに現代社会のジェンダー等、幅広い時代やトピックについて歴史学の視点から多くの著作を発表してきた。特に、社会的差別をもたらすものとしてのカースト制度とジェンダーの相互関連に研究関心をもっている。主な著作に、Social Dimensions of Early Buddhism (1987), Rewriting History : The Life and Times of Pandita Ramabai (1998), Everyday Lives, Everyday Histories (2002), Gendering Caste : Through a Feminist Lens (2003/2018), 編書にThinking Gender, Doing Gender (2013)などがある。またウマ・チャクラヴァルティーは1980年代以降、インドにおける女性運動や民主主義運動に積極的に携わっており、著作は多くのインドの言語や韓国語などに翻訳されている。映像作家でもあり、女性たちの生活を描いたドキュメンタリー映画をこれまでに四本制作している。

パネルディスカッション

パネリスト(指名発言者)

押川文子(国立民族学博物館・地域研究企画交流センター長・インド史)

小野仁美(東京大学助教・イスラム研究)

小浜正子(日本大学教授・中国史)

姫岡とし子(東京大学名誉教授・ドイツ史)

※日英同時通訳付きです。

第二部:16:10~17:00

報告

 塩山皐月(京都大学大学院)

 インドにおける女子学生の性役割とキャリアの意識調査 

ディスカッション 

閉会挨拶

三成美保(奈良女子大学教授)

申込方法

参加・視聴希望者は、1月27日(木)午後3時までに下記のリンク先へアクセスし、申込フォームから登録してください。

登録していただいた方には、次回以降のご案内をお送りします。なお、登録なしでも傍聴可能です。

https://forms.gle/uKzVxuAA95iDdecLA

参加費無料。

主催・共催等

主催(本研究会)

比較ジェンダー史研究会(科研費基盤研究(B)「『アジア・ジェンダー史』の構築と『歴史総合』教材の開発」研究代表者:三成美保)

共催

・奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター http://koto.nara-wu.ac.jp/gender/
・京都大学文学研究科アジア親密圏/公共圏教育研究センター
・京都大学アジア研究教育ユニット

お知らせ

第2回は、2022年3月上旬に予定しています。

「近代タイの家名」をめぐる問題です。タイ語・日本語・英語の同時通訳付きです。

詳細は改めてお知らせします。