【新刊紹介】森谷他共著『大学1年生からの社会を見る眼のつくり方』2020年、大月書店

大学1年生からの 社会を見る眼のつくり方

 

学びの技術はもちろん、情報、政治、ジェンダー、労働など、テーマごとに資料や課題などを提示。まったく新しい大学1年生の教科書。

PDF→紹介:社会を見る眼のつくり方 (003)

著者 大学初年次教育研究会
ジャンル 教育・保育・子育て
シリーズ 大学生の学びをつくる
出版年月日 2020/03/13
ISBN 9784272412426
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 本体2,000円+税

 

目次

(森谷氏は比較ジェンダー史研究会メンバーです。)

はじめに
本書の使い方

第1章 大学での学び方

第1節 大学とはどんな世界か(深谷幸治)
第2節 文章力の基礎作り(深谷幸治)
第3節 日本語力を高めよう(森谷公俊)
第4節 自己紹介と発声法(森谷公俊)
第5節 図書館を活用しよう(深谷幸治)
第6節 美術館・博物館で楽しく学ぶ(岡部昌幸)
【コラム1】研究における不正行為と研究者の倫理(森谷公俊)

第2章 社会の中の大学

第1節 大学と学問のこれまでとこれから(森谷公俊)
第2節 教育費から考える大学と社会(森谷公俊)

第3章 コンピュータ/ネットワーク・リテラシー

第1節 コンピュータは必要不可欠(池周一郎)
第2節 ネットワーク・リテラシーの必要性(池周一郎)
第3節 情報社会論・AI革命論を疑う(池周一郎)
【コラム2】個人情報流出と信用スコアの危険性(森谷公俊)
【コラム3】ネット利用の留意点(森谷公俊)

第4章 ジェンダーから読む社会

第1節 ジェンダーから見るあなたと社会(草野いづみ)
第2節 性と健康を考える(草野いづみ)
第3節 性暴力をなくすために(草野いづみ)
【コラム4】政治家の性差別発言一覧(森谷公俊)

第5章 政治と社会の担い手になる

第1節 政治はあなたのそばにある(甲斐祥子)
【コラム5】自分の一票では何も変わらない?(森谷公俊)
第2節 憲法と法律はなぜあるのか(甲斐祥子)
【コラム6】表現の自由と行政の中立(森谷公俊)
第3節 政治参加を考えよう(甲斐祥子)
【コラム7】古代アテネ民主政の抽選制(森谷公俊)
【コラム8】反対するのは偏っているか(森谷公俊)
第4節 税が支える国家と社会(賀村進一)
第5節 社会保障はどうあるべきか(賀村進一)
【コラム9】その怒りは正当です(森谷公俊)

第6章 働くことと労働法

第1節 働き方はどうなっているか(村上文)
【コラム10】女性活躍推進法と「えるぼし認定」(村上文)
【コラム11】仕事と家庭を両立させる法制度(村上文)
第2節 あなたを守る労働法―アルバイトをする前に(村上文)
第3節 キャリアデザインをどう作るか(村上文)
第4節 労働時間はどう変わってきたか(森谷公俊)

第7章 現代史と今日の社会

第1節 世界史の中の日本国憲法(森谷公俊)
【コラム12】〈人〉とは誰か(森谷公俊)
第2節 戦争についてよく知ろう(森谷公俊)
第3節 自民族中心主義を超えて(ル・ルー・ブレンダン)
【コラム13】日本の国民国家を考える(森谷公俊)
第4節 天皇制について議論しよう(森谷公俊)
【コラム14】改元の基礎知識(森谷公俊)