国際シンポジウム「アジアから問うジェンダー史ーー世界史を読み替える」(12月14・15日:奈良女)
目次
国際シンポジウム「アジアから問うジェンダー史ーー世界史を読み替える」
入場無料・事前予約不要・どなたでもご参加いただけます。
講演はすべて日本語です。英語には通訳がつきます。
全体「アジアから問うジェンダー史――世界史を読み替える」
日程
2019年12月14日(土) 13:00~17:30 ミニ・シンポジウム「関係性の世界史――ジェンダー視点から問う文化と身体」
2019年12月15日(日) 10:00~17:00 国際シンポジウム「アジアから問うジェンダー史――世界史を読み替える」
場所:国立大学法人奈良女子大学(奈良市:近鉄奈良駅徒歩5分)
主催・共催
(主催)
○比較ジェンダー史研究会(科研費基盤研究(A)「ジェンダー視点に立つ『新しい世界史』の構想と『市民教養』としての構築・発信」研究代表者:三成美保)
○奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター
(共催)
○科研費研究会「イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究」(基盤研究(A):代表者 東京外国語大学 長沢栄治)
○科研基盤B「東アジアにおける家族とセクシャリティの変容に関する比較史的研究」(研究代表者・日本大学文理学部・小浜正子)
(後援)
○大阪大学歴史教育研究会
○高大連携歴史教育研究会
○中国ジェンダー研究会
2019年12月14日(土) 13:00~17:30 ミニ・シンポジウム「関係性の世界史――ジェンダー視点から問う文化と身体」
場所:奈良女子大学生活環境学部A棟1階 生活環境学部会議室
13:00~13:05 開会挨拶・趣旨説明 三成美保(奈良女子大学教授)
13:05~13:10 挨拶 Gail Hershatter(カリフォルニア大学教授・中国史)
第一部:文化と覇権構造――ジェンダー視点から
司会: 村上薫(アジア経済研究所新領域研究センター・ジェンダー・社会開発研究グループグループ長代理)
13:10~13:40 報告1 古代アジアにおける仏教とジェンダー 河上麻由子(奈良女子大学准教授)
13:40~14:10 報告2 女子越劇と共産党――「父の越劇」がめざしたもの 中山文(神戸学院大学教授)
14:10~14:20 コメント 森谷公俊(帝京大学教授)
14:20~15:10 討論
15:10~15:20 休憩
第二部:見られる身体・見せる身体――ジェンダー視点から
司会:鈴木則子(奈良女子大学教授)
15:20~15:50 報告3 植民地と女性の身体―見る/測る/見せる 永原陽子(京都大学教授)
15:50~16:20 報告4 戦間期ドイツの美術と「コロニアルな身体」 香川檀(武蔵大学教授)
16:20~16:30 コメント:小川眞里子(三重大学名誉教授)
16:30~17:20 討論
17:20~17:30 総括・閉会挨拶 富永智津子(宮城学院女子大学研究員)
12月15日(日)10:00~17:00 国際シンポジウム「アジアから問うジェンダー史――世界史を読み替える」
場所:奈良女子大学 文学部S棟2階 S235教室
10:00~10:05 開会挨拶 成田龍一(日本女子大学教授)
10:05~10:10 挨拶 高岡尚子(奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター長)
10:10~10:20 趣旨説明 三成美保(奈良女子大学教授)
基調講演
10:20~11:00 基調講演1 Notes from the Home Front: Gender and Revolution in One Elite Family(銃後からのメモ:あるエリート一家におけるジェンダーと革命)
ゲスト Gail Hershatter(カリフォルニア大学教授・中国史)
11:00~11:40 基調講演2 アジア近代におけるジェンダー変容の論理―『アジアの家族と親密性』国際共同編集を通して考える
ゲスト 落合恵美子(京都大学教授)
11:40~11:55 コメント1 小浜正子(日本大学教授)
11:55~12:10 コメント2 井野瀬久美恵(甲南大学教授)
12:10~13:00 休憩
セッション1 アジアの多様性から問うジェンダー史の可能性
13:00~14:10 セッション1:アジアの多様性から問うジェンダー史の可能性
司会:久留島典子(東京大学教授)
13:00~13:25 報告1 イスラム・フェミニズムの展開 小野仁美(東京大学研究員)
13:25~13:50 報告2 ジェンダー史から見たモンゴル帝国 宇野伸浩(広島修道大学教授)
13:50~14:00 コメント(質問) 野村鮎子(奈良女子大学教授)
14:00~14:10 報告者の回答
セッション2 歴史教科書をジェンダー視点で検討する―アジアを中心に
14:10~15:20 セッション2:歴史教科書をジェンダー視点で検討する―アジアを中心に
司会:長志珠絵(神戸大学教授)
14:10~14:35 報告1 高校世界史におけるジェンダー史の実践からーアジアを中心に 川島啓一(同志社中学校・高等学校)
14:35~15:00 報告2 日本史と世界史をつなぐ:勤勉革命と少子化を表裏一体の現象として理解できる教科書を目指して 桃木至朗(大阪大学教授)
15:00~15:10 コメント(質問) 矢景裕子(神戸大附属中等教育学校教諭)
15:10~15:20 報告者の回答
15:20~15:30 休憩
総合討論
15:30~16:50 総合討論「アジアから問うジェンダー史」
司会:姫岡とし子(東京大学名誉教授・奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター研究員)
パネリスト:Gail Hershatter・落合恵美子・小浜正子・井野瀬久美恵・桃木至朗・久留島典子・長志珠絵
16:50~17:00 総括・閉会挨拶 三成美保